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955i Lowering

 まだ桜 寒気が南下してまだまだ寒い日が続きますが、雨も少なく晴れが続いているので試走に出掛けます。 西海橋公園の河津桜ですが、まあ梅がまだなんだから開花の早い河津桜とはいえ、まだ蕾の状態で開花は後少しって感じでした。 昨年末にリヤサスの全長を1mm下げてそのまま放置。今年になって近所を試乗してコーナー後半の安定性が増した感じになり乗り易くなりました。 そこから、ちょいフォークのプリロードを掛けて圧側締めたら、フロントの少し早い感じで不安定さが増した感じです。ただブレーキの沈み込みは冬用グローブで微調整はやり難いですが総じて動きが安定しており良い加減になりました。 代用Oリング 今回購入したのは寸法的には規格外仕様の安いOリングの10個セット。 水温センサーとサーモスタットの2箇所です。外径/内径を測ってJIS規格品とは寸法が微妙に異なるサイズです。差込式の水温センサー側は線径が少し大き目サイズのフッ素系Oリングで丁度良さそうでした。 サーモスタット側は線径2.6mm~3.0mm位の少し大き目サイズが売って無くて線径ピッタリ2.5mmのOリングになりました。純正Oリングだと押しつぶされて縦長になっていますが、線径2.5mmはどうなんでしょうね? 現状は漏れは止まっているので、毎年の定期整備の際に交換する事にします。 車高調整 漸く暖かくなってきました。その分スギ花粉が飛んできそうですがw 前回1mm下げたリヤサスの車高を更に1mm下げました。結局は元々の車高まで戻った感じです。 ブレーキレバー交換 アキシャルマウントの純正NISSINキャリパー時代だとマスターシリンダーがBremboだろうがFRANDOだろうがレバーを握ってから効き始めるまでの無効ストロークが大きかったのですが、BPFに108mmモノブロックNISSINキャリパーに代えてFRANDOラジアルマスターの組合せると無効ストロークがほぼ無い位に減ってしまい、分厚い冬グローブだと特に握った傍から効き出します。制動する分には問題にはなりませんが、コーナリングを開始する際にフォークの戻りを調整するリリースコントロールが指関節のどの位置で行うかで微調整が難しいです。 そこでクラッチレバー側に使っているACCOSSATOの16mmレバーですが、ブレーキレバーに使ってピボットピッチ18mm→16mmに変更し制...

Triumph Daytona T595 Front Fork Modify

T595 Front Forkについて

T595のフロントフォークはショウワ製インナーチューブ正立フォークです。
'92~'99までのCBR900RR(SC28,SC33)と'01~'03のGSX-R600Rのフォークと兄弟ですw。当時確認したフォークの諸元は以下の通りです。

・インナーチューブ径は45mm
・アクスルからトップキャップまで長さ約730mm
・フォークのストロークは120mm
・ロックピース接触までのストロークは約110mm弱
・スプリングレートはは0.7kg~1.0kgの2段バネ
・油面は76mm
・オイルはショーワSS8(#10番相当)
・ダンパーは伸/圧側減衰機構を備えたインナーカートリッジ式(カートリッジ径20mm)
・アクスルシャフト径は25mm
・フォークスパンは210mm
・フォークオフセットは40mm
・トレールは86mm

2002年の955i後期型(挟角カムヘッド)からはアクスルシャフト径が20mmにシャフト固定方式がネジ切りに変更されました。スピードメーターケーブルもギア式から磁石センサー(4ポイント)になりました。

減衰システムはオイル通路に積層シムとバルブ形式と一応コストは掛かっています。シム枚数は少なかったけども。
当時はサスペンションのメンテナンス専門ショップが増えだした頃であまりフォークに関する知識が無くショップ任せがほとんどでした。
まあそれでも冬季における初期作動とギャップ走破性を向上させる目的でスプリングや粘度・油面を変えたりしていました。

○油面・粘度変更・バネ変更
油面は90mm~135mm、バネ変更は0.8kg~0.9kg、粘度は#5~#15の範囲で色々試していました。
最終的にテクニクスへ依頼して圧側バルブをリバルビングしました。伸側もやってあるのかと思いきや純正のままでした。

バネはGSX-R600用の0.85~0.87kgの単レート
油面100mm~110mm
フォークオイル粘度は#5

インナーチューブ表面加工 その1

当時は表面硬度と平滑度を向上させるチタンコートやDLCがトレンドでした。高額でしたが(^^;。
低価格で平滑度向上や油膜保持を行うWPC加工に興味が引かれたため新品インナーチューブにWPC加工を施して暫く使用していました。WPC加工した新品チューブで11,000km走行後もフォークオイルにあまり汚れが見られませんでした。
インナーチューブのフリクションの低減までには至りませんでしたが、耐久性は確実に向上したと考えるべきでしょうか?



インナーチューブ表面加工 その2

別の中古フォーク入手したのでテクニクスへリバルビングの依頼を行いました。インナーチューブは東洋硬化へ再鍍金・チタンコート処理を依頼しました。
加工の終わったインナーチューブをテクニクスに戻して組み立てです。
リヤのリンクは既にトガシエンジニアリング製作のボトムリンクとダイナミックサスペンションに変更済でした。
この仕様で63,000km以上走行したせいかアウターとインナーのガタが酷くなり、955iに載せ替えた時には3,000kmも行かずにフォークオイルがヘドロになっていましたが(^^;。

詳細なシムの仕様については955iのフォーク編に記載する予定です。

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