メーターをフレームマウントに変更
Speed Triple 955i メーター類マウント
2001年式のスピードトリプル955iはヘッドライトサポートとメーターサポートは別体式で①~③はトップブリッジにマウントされています。
2016年にデジタルメーターに移行するまで重量1kg以上のメーターがハンドルにくっついていた訳です。
今回フォークやステムの改善を進める上で事前にハンドル上から不要な物を移動させておく事にしました。
2018/01~ Speed triple1050用Headlight Support購入
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左:2001年サポート、右:2006年サポート |
メーターとバイザーを移動するにはヘッドライトサポートにマウント可能な場所を作る事です。
2002年式からフレームマウント式のヘッドライトサポートに変更となりデジタルメーターを搭載しています。
955iでは既にAcewellデジタルメーターに変更しているため純正のサポートを利用しない手はありません。
仮留め
スピードトリプル各年式のサービスマニュアルにある図解を調べて色々とマウントし易そうな2006年式以降のサポートを取り寄せました。
2012年以降はライト形状とステム部分のフレーム形状が異なるためマウント出来ない可能性があります。2006年式は丸ライトで倒立フォーク採用でサポートが細身になっている関係上、正立フォーク-ステム間の配線の余地が広がります。
ストリートトリプルはサポートがエア通路を兼用する形状でスピードトリプルとは異なります。サポートにある元のネジ穴を利用してメーターとバイザーを固定しました。
元々は上の画像の様に15mmのスペーサーを使ってバイザーの位置を下げていたのですが、また位置が上がっています。
セパレートハンドルの問題点
純正パーツを流用しているので、ハンドルの左右フルロックに切っても問題はありません。
しかしフライスクリーンは今まではハンドルと一緒にバイザーが動いていたので問題無かったのですが、固定したスクリーン端がブレーキレバーとクラッチマスターのバルブの先端に接触しています。
バイザーの位置は見直しが必要です。
配線処理
2001年式では幅が有るサポートに収納されていたメーター配線のコネクタは細身になったサポートに上手く収納する様に配置を考える必要があります。
配線を作り直す時間は無いのでAcewellの配線を調整してまとめ直しました。
Acewellの配線コードが硬すぎてサポートに沿わせて固定する事が難しいため、剥き出しのコネクタを梱包テープで巻いて簡易防滴にした後でサポートの空きスペースに詰め込んで束線バンドで固定しました。
配線コードに巻いているのは外気温センサーの配線です。
2019/03までこの仕様で走っていますが特に不具合はありません。
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2018/12 祐徳稲荷神社前 |
2019/03 バーハンドル仕様に戻す
色々とパーツを交換したりいじっていたら燃料タンクのトラブルが発生したため、外装を昔のT595赤外装に変更する事にしました。
ついでにネットオークションで落札したストリートトリプルのフライスクリーンを仮留めし、ハンドルを左右に切って端が接触するかどうかを確認しました。
セパレートハンドル仕様では全くダメで、バーハンドル仕様に戻してから確認するとフライスクリーンを一部カットすれば可能と判りました。
塗装して外装一式交換
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2019/03 T595赤外装一式とフライスクリーン |
ストリートトリプルのフライスクリーンはソリッドカラーの塗装からイタリアンレッドで塗る事にしました。傷の入ったシングルシートカウルも塗装しましたが、純正色のTornadoRedとの違いはありません。
フライスクリーンを固定するステーを交換すれば色々なフライスクリーンに対応可能です。
2019/05~ 黄色外装一式に交換
前後のサスペンションを交換するついでに車体色をT595黄色外装一式に変更する事にしました。合わせて海外からスピードトリプルの社外品フライスクリーンを購入して塗装しました。
国内ではストロンチウムイエローの塗料は市販品では売っていません。近似色でパールシャイニングイエローを使いましたが、思ったよりはパールが少なくイエローが明るい感じでした。
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