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955i Inspection

 時計電池交換 全く乗ってなかったバッテリーを充電しつつ、1号機の時計電池が消耗して時計が表示しなくなったので9V電池を交換しました。 乗らないと電池もバッテリーの消耗も大きいです。充電後の電圧も上がらなくなりました。 続いて2号機のバッテリーも充電しました。 こちらは年数が経過しているせいか、充電後の電圧も低いままです。 ついでに充電したSRXのバッテリーはレギュレーター交換後に充電電圧も上がり、バッテリーの充電電圧も高い状態を維持しています。 動態確認中 あまり走る時間が取れないので、高速を使って多久まで走って小城から嘉瀬川ダムまで抜けようと国道に入る積りが、そのまま北上して富士に抜ける狭い県道290号を走って嘉瀬川ダムまで。そこからは天山と厳木ダム経由で帰宅しました。 早めに戻ってきたのでいつもの波止場で撮影して帰宅しました。 また暫くはお休みですね(^_^;) 車検準備中 1号機は2018年にピストンとシールを交換しています。2020年にも車検前にペダル調整を間違えて熱入れてしまったのでシール交換した筈です。2号機は購入してからまだ一度もOHはしていません。 もっとも走行距離も異なるせいか1号機の方がピストンが固着気味で定期的な清掃が必要でした。 今回もピストンの動きが悪くてピストンの動きが良くなるまで給脂してピストンを回しました。そこそこピストン自体は動くようにはなりましたが、ピストンが渋い事には変わりません。 2号機の方は初年度登録年数は同じですが、ピストンの動きに問題は無いし走行距離が1/3でキャリパー自体の劣化が少ないのかもしれません。 交換部品はあるので再度OHしてピストンとシールを交換した方が良いかもしれません。 充電中 リアキャリパーO/H サイレンサーとホイールを外して、フルードを抜いてホースを分離し車体からリアキャリパー本体を取出します。 エアコンプレッサーがあればピストンの抜き取りも直ぐ終わりそうですが、ジョイントホース等も持ってないのでピストン抜き工具でピストンを回しつつ時間を掛けて抜き取りました。 ピストン・シール類はそれほど劣化した様には見えませんが6年以上経過しているので新品に交換します。 シール溝の状態 ピストン本体は左が旧、右が新品ですが突出部が完全に腐食していた2018年よりは錆もほとんど無く再利用は可能そうです。 ...

955i-2 Curious

 ヘッドライトの位置

2000年以前にデザインされたSpeed Triple 955iのヘッドライト位置は元の正立フォーク(インナーチューブガード有)のアウターの影響もあってタンク上面の延長線上にあります。
両車共にメーターをフレームマウントにするために後年式のSpeed/Street Triple系のライトホルダー兼用のメーターステーを使用しています。
2号機はボルト穴の間隔が異なるステーのため延長アルミプレートを使っていますがそれでもライトの位置が高めです。倒立フォーク換装したので少し位置を下げられないか検討する事にします。
単純にメーターステーの上側のボルトを外してスイングさせたらいけそうな気がしましたが光軸調整でライトユニットを上向きにするとフライスクリーン下端に当たります。

スクリーンの固定穴位置を変更してフライスクリーンをヘッドライトから離します。
逆にスクリーンの位置を上げてライトユニットを上向きにするとライドホルダー自体に角度を制限する突起があって一定角度までしか上げられないため、このパーツ構成では断念せざるを得ませんでした。まあわざわざ別途部品購入する程までは気になる訳ではないのでそのままにしておきますw。

SFF(左右減衰独立フォーク)

このSFFをBFF/BPFと比較するのは無理がありますが、正立フォーク時代の955iと比較したらアンギュラーボール化とダブルナット化されてステアリングの動作感は向上しています。また倒立フォークによる剛性感のアップに加えて衝撃緩和は良いですし整備も簡単で軽量なフォークです。まあ伸圧減衰を掛けても落ち着きが足りない感じがするのと少々インナーチューブのメッキが弱そうですが(^_^;)。

フォーク分解中

まだSFFインナーカートリッジの内部までは確認していないため、今回分解してみる事にしました。
先にフォークを車体から外して青のプリロードを緩めてたらトップキャップを緩めてなかった事に気が付き、再度クランプに装着してハンドルバーを外してから32mmソケットとブレーカーバーで緩めました。タイヤ取外し時にクランプ部やステムナットなど予め緩めておかないと2度手間になります。
久しぶりに自作スプリングコンプレッサーを使ってトップキャップを外します。スプリングカラーやスプリングを取って抜いたフォークオイルはまだ綺麗なものでした。

カートリッジ分解

インパクトレンチでフォークボトムのM6ボルトを緩めてインナーカートリッジをフォークから取外します。
SFF(左右減衰独立)方式なので左右カートリッジの異なる箇所にオリフィス穴が空けられており、バルブ・シム構成も異なっています。ちなみにオリフィス穴はΦ6mmです。結構大きいような気がします。
インナーロッドを伸縮させた際のカートリッジの最大長626mm。最小453mm。
インナーロッド自体は430mmですから差分はフォークボトム固定用の圧側減衰機構が付かないアルミ円筒分です。

シム構成(伸側減衰)

カシメを飛ばしてバルブの分解までは行っていませんが装着状態でノギスで計測した際の数値は以下の通りです。

17mm*5枚
13mm*4枚

シムだけを変更してもカートリッジのオリフィス穴が大きいのでバルブ穴面積とシム枚数を合わせて変えないとオイル粘度変更(低粘度化)は難しそうです。

シム構成(圧側減衰)

こちらは隙間が無くてノギスでは測れないため目視確認のみです。

17mm*4枚?
15mm*3枚?
13mm*1枚?

シムの減衰変更程度では減衰の強弱しか効果は無さそうです。オイル粘度変更の方が手間いらずかもしれません。
後で正立フォークのカートリッジ内部パーツ類が使えないか比較して検討します。

減衰機構の比較

上は左右に伸圧減衰機構を持つ正立フォークのカートリッジは左がインナーロッド側に伸側減衰バルブ。右がフォークボトム固定用のアルミ製パーツに圧側減衰バルブが装着されています。
カートリッジ内をピストンが上下する際に通るオイルの流れが両方のバルブを通る際に配置されたシムに当たって排出口の大きさが変わり速度が変化する時に発生する力が主な減衰力となります。
SFFは伸側と圧側減衰機構が左右別々に装着されるためフォークボトム部はただのアルミ製円筒パーツです。

正立フォークとの比較

SHOWA製正立フォークの伸圧減衰ユニットとSFFの圧側減衰ユニットを比較してみました。

1.カートリッジチューブ
外径Φ24、内径Φ20mmのカートリッジチューブです。SFFは左右のチューブでオリフィス穴が異なりますし車種によって寸法は異なるため流用は難しそうです。

2.減衰ユニット
内径Φ20mm対応のピストン・バルブ・シムは流用可能です。単純にシム枚数の増減だけならフォークオイル粘度・油面変更の方が簡単ですが。

3.カートリッジ固定ユニット
フォークボトムとカートリッジを固定するアルミの円筒です。正立フォークはこのユニット上部に圧側減衰バルブが配置されます。
SFFの場合はただのアルミ円筒です。ユニット全長が大きく異るため圧側減衰付きのユニットに置き換える事は簡単には出来ません。例え組み込めても一般的な伸圧減衰付きのフォークが出来上がるだけでストロークも減衰特性も変わるでしょうしw。

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