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955i Update hub spacer

 ハブスペーサー到着 製作を依頼したNPSよりハブスペーサーが送られてきました。こちらの採寸した寸法に合わせて綺麗に仕上げてあります。 ホイール側のピンは圧入ですが、ハブ側のピンやM6ボルトは軽く差し込めました。 翌日M10ソケットを使ってチタンピンを圧入する事にします。 アクスルシャフトのナットとホイールハブを繋ぐホイールスペーサーも問題ありませんでした。 ああ、勘違い 冷凍庫で冷やしたチタンピンをM10のロングソケットに差し込んでヒートガンで熱したハブスペーサーに万力を使って圧入しました。精度が高いせいか引っ掛かる事も無く綺麗に圧入出来ました。 完成したハブスペーサーを車体やホイールに差し込んでみて問題なく嵌まる事を確認しました。採寸した寸法は間違ってなかった様です。 しかしチタンピン圧入してから気が付いたのですが、何かスペーサーのピンのネジ部分が大きくない?かと。試しに低頭M6ボルトを入れたらそのまま抵抗なく入っていきました(^_^;) 参考にした黒スペーサーはカスタムピンの厚みの関係で座刳り穴の深さが取れない?のか固定ボルトはM6だったのでわざわざ低頭ボルトを採用してドライブピンとボルトの座刳り穴間の厚みを確保したのですが、純正ピン仕様の筈のチタンドライブピンの固定ボルトは実はサイズが異なっているとは思わず採寸していませんでした。 M7だと? チタンピン付属のサイズの大きいフランジボルトはさっさと脇に置いて調べてませんでしたが、実はM6でもM8でも無くM7ボルトでしたが、後の祭りですw Ducati/トライアンフ用ドライブピンの固定ボルトは本来M6です。ビッグアクスル用はピン径Φ12mmで固定ボルトはM8ですが。 後でヤ◯オ◯の掲載画像を確認したら純正とはサイズが違ってるのが確認出来ました(^_^;)。純正と同じと勘違いして採寸しなかった自分が悪いのですが、久々やられた~って感じです。 まあドライブピン自体は圧入していますしハブとホイール両側から136Nmで挟み込むので密着したドライブピン自体が緩んだり外れたりする事は無いので問題にはなりません。このまま使う事にします。 画像と見るとスモールアクスル用Ducati純正ドライブピンとは微妙にピン高が違ってるみたいで、トライアンフ純正ドライブピンと寸法は同じなので交換すればM6ボルトが使えます。 まあ圧入...

955i Practice RECOIL inserts

 リコイル練習(ネジ穴破損箇所)

今日は午後から雨になったため破損させたブレーキキャリパーマウントボルトネジを再生するためにリコイルの練習を行いました。
破損部分はネジ穴開始位置から7回転分(1.25ピッチ)です。リコイルで部分的に再生出来るのか、または全てリコイルが必要なのか確認します。

パイロットタップ練習(非貫通)

8mm厚のアルミ板にM10のネジをタップで作成しておきます。パイロットタップを使ってインサートタップ部分を完全に貫通させずに元のM10を部分的に残してリコイルインサートと共存出来るかをやってみました。
8mm厚ではピッチ1.25の場合、約6巻のネジ溝になります。
5回転切ってインサートを5巻で突き当たるまで挿入しましたが若干長かった様で少し頭が出ました。M10ボルトをねじ込んで行くと境目のテーパー部にリコイルが掛かると内径が狭くなるためボルトがそれ以上ねじ込めません。まあ当然と言えば当然です。
もう一つのネジ穴でタップ切りを長く(6巻)、リコイルを短く(4巻)してみましたがこれも失敗。境目が判り難く目視でネジ穴の間を調整するのは難しいです。本番のネジ穴で失敗はしたくありませんね・・・(^_^;)。

インサート抜き取り練習

抜き工具は別件で流用するために購入したものです。少し頭が出ているインサートであれば引っ掛かり抜き取る事が出来ましたが、指示通り1/2~3/4巻深くインサートを入れてると工具の引っ掛かりが微妙で抜き取りがかなり抜き難いです。

パイロットタップ練習(貫通)

完全にインサート用タップを貫通させておいてインサートの巻数を上手く調節すればボルトは綺麗にねじ込めました。
まあ、最初に開けたM10タップが微妙に斜めになってましたが(^_^;)。
今回は8mm厚の板でテストしたので、次回は10mm厚にしてネジ山の数を増やしてインサートタップ部とM10ネジ穴の間を1.5巻~2巻に広げてやってみます。
実際の破損箇所は7巻なので5巻インサートを入れて再生し奥まで繋げられれば良いですが。出来なければ1.5D(10巻)より長い2D(15巻)で全てリコイルする事になりますが、パイロットタップでは奥まで入らないのでインサート用タップの追加購入(結構高い)が必要です。

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