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955i-2 Retighten

 ライトステー締め直し 最近は昼間しか走らないので気が付くのが遅れましたが、ヘッドライトの光軸が下がっている様で光が手前を照らしています。確認するとラバーワッシャーを介して固定しているヘッドライトステーのボルトが右側の上下2本緩んで内側のナットが紛失していました。 2号機は丸目2灯のストリートトリプル用ヘッドライトステーをアルミプレートで延長して装着しており、更に重量のあるYZF-R6のカウルとヘッドライトを取付けているせいでしょうか。右側だけ緩んだのは不思議ですが。 ナットに緩み止めのロックタイトを塗布して締め直しておきました。 ステム締め直し 予報外れて雨が午前中まで残り、午後も路面が濡れてたのでリンク整備で気になったステム締め直しを行います。 前後をスタンドで上げてハンドルバーをベルトで吊り上げてトップナットとトップブリッジフォーククランプボルトを緩めてトップブリッジを外します。後はロックナットとアジャスターナットを緩めて締め付けトルクを再調整します。 調整はフックレンチに取付けたトルクレンチで行うため設定値と実際は若干トルクが異なりますが、前回は33Nmで締めてから13Nmで締め直ししています。今回は38Nmで締め付けて19Nmで締め直しました。ロックナットは44Nm。トップナットは90Nmにしました。 それから総容量3.5Lでフィルター交換時の追加オイル3.2Lでは下限以下に下がるため、オイル0.3LとFM2.65を50ml追加してガス補給にお出掛けします。 ガソリン補給に 走り出すと前日にフォークの設定を変更しており寒くてタイヤの空気圧も若干下がってる感じです。 何時もの波止場を経由しても大した距離では無いためオイルを温めるまではいきませんが、暖機を少し長めに取ってガソリンスタンドへ。前回の佐賀空港往復で燃費18km/l位。 タイヤの空気圧を確認して減衰は元(左右共に一回転戻し)に戻しました。

955i Spring failure

 雨降り

BFFの分解作業を進めたいのですが天候が不安定で午後は雨続きでした。作業が途中で止まってしまいます。
車体カバーを掛けていても地面に跳ねた水滴でローター表面が錆びますね。

分解中

トップキャップを緩めてはスプリングカラーを確認したり少しづつ作業を進めてBFFを車体から取り外し、自作スプリングコンプレッサーでイニシャルアジャスター機構を持つトップキャップとカラーを取り出します。
しかしスプリングがどうやってもフックに引っ掛らないので斜めにしてフォークオイルを抜いてスプリングを取り出しました。オイルを抜いてみるとスプリング上端とカートリッジの上端が面一でフックの入る余地がありませんでしたw。
結局BPF/BFFに採用されているスプリングは両端の径が同じストレート形状のため他の倒立フォークに採用されている先テーパーのスプリングが使えない事が判明しただけでした(^_^;)。

スプリングカラー計測

上下の樹脂キャップを外したスプリングカラーは外径で約32mm(31.8mm?)、全長365mm位。上下のキャップを合わせて約397mm程になります。画像は上下逆(キャップも逆)ですがカラー下端にはキャップの抜け留めポンチがあります。
純正の工具を使えば本来は白いカラーごとコンプレッサーのプレートに固定するため問題なく外せるのですが、自作コンプレッサーのやり方だとロッドのナットを外すのに17mmスパナ2本を噛ませるスペースが必要になります。自分はトップキャップで外そうとちょっと無理をしたためトップキャップネジ部のアルマイトに少し傷が入ってしまいました。
市販のステンパイプで代用するには穴加工とかは難しそうなので9.0Nm以下のスプリングを流用するなら短いスプリングとカラーの樹脂キャップの上にスペーサーを組み合わせる事になりそうです。
今回は先テーパースプリングが使えないしBPF/BFF用のは10.0Nmを超えるスプリングが多い中でも費用は掛かりますがYSSの9.5Nmスプリングを購入する事にします。
マニュアルではオイル交換時のオイル量は295mlですが計量シリンダーで270ml位でした。オイルの粘度は#10で動粘度が若干高い純正のSS-47のままです。
BFFは減衰機構が窒素ガスで加圧されているため他のフォークと違ってフォークインナーロッドが下に下がらずに戻ってきます。

BFFのインナーロッド

BFFは減衰機構が窒素ガスで加圧されているため他のフォークと違ってフォークインナーロッドが下に下がらずに戻ってきます。

GSX-R1000用BPFパーツ

GSX-R1000のBPFスプリングはストレート径の恐らく10.0Nm位で全長238mmとBFFで使うには少々短いスプリングです。
ただBPFでは減衰ユニットとスプリングの間にオイルを通すための黒い樹脂製カラーが入っています。
これとGSX-R1000用の10Nmスプリングを組み合わせると全長258mm程度になりVP30の塩ビ管を切って使うよりは使えそうな感じ。
このパーツはインナーチューブ内で減衰ユニットとスプリングの間に入るため寸法的にも強度的には問題ありません。
9.5Nmが弱過ぎる場合は10Nmも使えると言う事で。

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