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注目

955i-2 Tire changer

 RABACONDA Street bike tire changer タイヤレバーでタイヤをホイールに手組する際の力加減が難しくリム内壁に傷が入ってしまうので手動で出来るタイヤチェンジャーを探していました。 ビードに引っ掛けるダックヘッドを採用している手動式タイヤチェンジャーは検索した限りでは2社有りました。 それぞれの作業動画を確認すると人力でホイールからタイヤのビードを外すために力を掛けるには水平方向の場合は軽い本体は地面に固定していないと力を掛ける事が難しいです。 RABACONDAはタイヤを斜めに固定する事で非力な人間でも無理なくタイヤ交換が出来そうです。先に購入した友人の評価も上々でタイヤが古くなったホイールもあるため年末に入手しました。 部品点数も少なく本体の組立自体は簡単です。鉄製なので収納袋にまとめるとそれなりの重量があります。 取外しテスト:フロントタイヤ ハブスペーサーが2セットになったので、2号機に取り付ける予定のDucati用ホイールを入手しました。ハイパーモタード1100S用のアルミ鍛造ホイールです。これを実験台にしてRABACONDAでタイヤを取り外してみます。 初めてタイヤチェンジャーを使うのでホイールに傷を入れない様に慎重に作業を行います。 まずはビード落としは付属の鍬みたいな形をしたビードブレーカー兼用ハンドルを使ってタイヤのビードを落としていきます。古いタイヤのビードが硬いせいか1回では落とせずに2,3周回して徐々に剥がす様にしてビードを落としました。 次にセンターシャフトにダックヘッドユニットを取り付けストッパーでホイールの回り留めして固定します。 それからタイヤレバーを使ってビードをダックヘッドに載せてしまえば、後はハンドルでダックヘッドを回すだけでホイールからタイヤを外す事が出来ました。 コツはビードを確実に落としておく事とリムとビードとダックヘッド表面の潤滑です。静摩擦から動摩擦に移行する際の力をスプレー式シリコングリスなどで緩和して、最初の一押しさえ回り始めれば後はダックヘッドが簡単にタイヤのビードをリムから分離します。 取外しテスト:リヤタイヤ 片持式ホイールの場合、ハブ内径にあった片持ホイール用のアダプターを取り付けてからシャフトにセットします。テーパー形状が合わないのでハブスペーサーを間に入れてアダプター...

Canopy tent replacement

 トップカバー交換

手足の皮膚が弱いせいか気温が高い時に腕・足が汗に被れると酷い痒みが広がるのでここ最近はバイクは整備もお休み中です。
この間にバイクの駐車スペースの雨避けに使っているタープ・テントのトップカバーを交換しました。2019年6月に購入して紫外線を浴びせ続けたせいか劣化が早く割と直ぐに風抜き部分が破けて青空が見えていましたが。台風や強風時はちゃんと片付けてたんですけどね。
タープテントのトップカバーは臙脂色から緑色に交換しました。
来週か暫く雨模様らしいので丁度良いタイミングだったかもしれません。

勉強用に・・・

916系の46mmナットのリヤアクスルシャフトから1098以降の55mmナットのリヤアクスルに変更されてホイール仕様がビッグ・スモールアクスルの2種類になったDucatiのリヤホイール。
955i 1号機に履かせているホイールは916系のスモールアクスル用のホイールを流用していますので、ビッグアクスルも流用可能かを確認するために1098のリヤハブを落札しました。

ハブピンPCD

ホイールハブの固定ピンのPCDは85mmから102mmに拡大されています。
シャフトのネジ径はナットが46mmから55mmに拡大されていますのでシャフト本体の径も太くなっています。シャフト長はTriumphはハブ幅が短くシャフト長が長く、Ducatiは逆になります。

固定ピンサイズ

固定ピン径はスモールの10mm/M6mmから12mm/M8と大きくなってました。ピンはシャフトに圧入されている様です。

スモールアクスル用スペーサー

Triumph 955iにビッグアクスル用のホイールを流用するなら現在使用しているオフセットスペーサーの寸法を変更すれば可能と思われます。
ビッグアクスルのピンPCDに合わせたオフセットさせた85/102mm異径スペーサーと外径はビッグアクスルで内径をスモールアクスル用に加工したテーパー状のスペーサーを用意すれば装着は可能です。
ただしスペーサーの加工時のセンタリング精度やビッグアクスルは230Nm。スモールアクスルは176Nmの締付トルクの差とボルトの強度をどう考えるかです。

アクスルシャフト全長

Triumphが採用する片持ちスイングアームに装着されているリヤハブの寸法は一部しか測っていませんので現時点では比較出来ません。Triumphの予備ハブを使って後日計測する予定です。

リヤハブ

スピンドルシャフトを保持して回転するために複列ベアリングと反対側にニードルローラーベアリングを配置してエンジンのトルクに対応しています。

インナーリング

ニードルローラーベアリングの内側に配置されるインナーリングです。ハブ内部のベアリングはチェーン・スプロケットを介してスピンドルシャフトに掛かるエンジントルクを受け止めつつ回転するシャフトを保持します。

ハブベアリング

Ducatiはチェーン側にニードルローラーベアリングを配置しホイール側には複列ボールベアリングを配置していますが、Triumph 955iはベアリングの配置が逆です。ただしTriumph 955iはハブダンパー内部にも複列ベアリングがありドライブスプロケット+チェーンを左右から支えています。
チェーントルクが掛かるチェーン側にニードルローラーを配置する方が荷重的には良さそうですが、力の掛かるスプロケットの両端に複列ボールベアリングを配置する方法も荷重的には良さそうな気がしますがどうなんでしょうね?

各寸法表

TriumphとスモールアクスルDucatiのシャフト径とPCDはほぼ同寸法なのでハブの幅に対応するオフセットスペーサーとホイールを固定するテーパー状のスペーサーで厚みを調整しボルト留めが可能でした。ビッグアクスル用ホイールもオフセットPCDスペーサーとテーパー状スペーサーで厚みを調整すれば取り付けは可能だと思います。

ただしホイールセンターを出すためのセンタリング精度と締め付けトルクの問題が残ります。前者は工作機械の精度と高速回転するホイールの回転軸がブレない様に部品を製作出来るかです。後者はシャフトの強度で230Nmで締めて取り付けるホイールを176Nmから何処まで上げられるかでしょうか。

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